普段通りの生活を送っているにも関わらず、突如として身体の一方もしくは背中に痛みを感じるようになった時には肋間神経痛を発症している可能性があります。
肋間神経痛の症状とは?
症状については、咳やくしゃみの他に深呼吸をした時にも脇腹に痛みを感じたり、寝返りをした時や前かがみになった時に負担を覚えるのが特徴的です。
痛みによって呼吸が円滑に行えなくなったり、強く感じる痛みにより常に身体を丸めてしまうのも肋間神経痛ならではです。
そして、症状は全身に対して生じるのではなく、上半身における右半身もしくは左半身のみに生じるのも特徴ですし、症状の名称にもなっているように肋骨の下部に位置している神経の所に痛みを覚えます。
症状が進行した時には横になっている時にも痛みを感じるようになるので、睡眠時に横になれずに着座の姿勢で眠る患者も珍しくありません。
肋間神経痛の原因とは?
原因については、精密検査により明瞭化する事例と明瞭化しない事例に分けられます。
検査により原因が明瞭化した時に多いのが、変形性脊椎症や脊椎腫瘍などが関係している事例であり、その場合は根本的な引き金になっている症状と共に治療を進めていき完治を目指します。
そして、原因について明瞭化しない事例では日頃からストレスを強く受けていたり、ストレスがきっかけになり免疫力が低下している事により引き起こされている事も多いため、ストレスを溜め込まない生活の仕方などにも目を向ける必要があります。
この痛み、どこに相談したらいい?
肋間神経痛を発症していて痛みに悩まされている場合には、整骨院に相談すると身体に精通しているプロが頼もしくサポートしてくれます。また相談できる場所としては鍼灸院も挙げられます。
整骨院では骨格を含めて身体全体の調子を整える事により、内臓や神経に至るまで健やかにしてくれますし、鍼灸院では鍼灸の作用を用いて身体に優しい状態で神経に直接的にアプローチさせられます。
さらに、治療を目的にしている場合に整骨院が適しているのは、今後同じ痛みに悩まされないように予防に繋げられる点も関係しています。
肋間神経痛は普段の姿勢が良好ではなくて身体が歪んでいる事も大いに関係しているので、整骨院に行って健康的な姿勢に戻してもらいつつアドバイスも受ける事によって独自の痛みが改善させられます。
尚且つ、自らもインナーマッスルをトレーニングしたり良い姿勢で過ごし続ける意識を持つ事も効果があります。